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  • 2025.07.15

M&Aについて「早く決めることの落とし穴」親身で安心 M&A大阪 大和経営

【M&Aを急ぐ前に知っておきたい】「早く決めること」の落とし穴と、“親身で安心”な進め方
(大阪・中小企業M&A支援 大和経営)

M&Aを「早く決めたい」と思うのは、自然なことかもしれません。
後継者問題に悩む中小企業の経営者様や、新たな事業拡大を考える買い手企業様にとって、時間は貴重です。

しかし、M&Aを「早く決めすぎる」ことには、大きな落とし穴があることをご存知でしょうか?

私たち大和経営では、中小企業に寄り添い、“親身で安心”なM&A支援を行ってまいりました。
今回は、スピードは大切ではありますが、スピードを優先することで見落とされがちなリスクと、後悔しないM&Aの進め方について、わかりやすくお伝えします。

■「早く決めること」の5つの落とし穴
1. デューデリジェンス(調査)が不十分に
ビジネス・財務・法務・税務・労務・顧客情報など、確認すべき項目は多岐にわたります。
時間が足りずに浅い調査で済ませてしまうと、後から想定外の低い売上、離職、取引先離れ、その他の問題が発覚し、損失につながる可能性があります。

2. 組織文化のギャップが想定外
経営者同士がうまくいっても、社員同士の価値観や働き方にギャップがあると、買収後に社内が混乱し、離職や業績悪化につながることも。

3. 売り手の説明を鵜呑みにするリスク
「将来性がある」「リピーターが多い」など、前向きな言葉に心が動いても、その裏付けや数値根拠が不明なまま意思決定することは危険です。

4. 契約内容が甘くなる
焦って契約を進めてしまうと、表明保証や責任分担の条項が不明確なままになり、問題が発生した際にトラブルになるリスクがあります。

5. PMI(統合後の運営)が準備不足に
買って終わりではなく、むしろスタートであり、成約後の人間関係の構築、運営体制の統合が最も大切です。
この準備を怠ると、せっかくのM&Aが逆効果になることもあります。

■「最短〇日で成約」に注意。スピードがすべてではありません
最近、「スピード成約」を前面に出して宣伝するM&A会社が増えています。
「最短2週間」「即日マッチング」など、耳ざわりの良い言葉に惹かれる方も多いかもしれません。

しかし、私たちはあえて申し上げます。
スピードを追い求めるあまり、大切な確認や準備が抜け落ちていないか?
その問いを、ぜひご自身にも投げかけてください。

M&Aは、会社や社員、取引先、各ご家族、そしてお客様の未来を左右する決断です。
だからこそ、大和経営は「早く終わる」ことではなく、「安心して終えられる(成約できる)、次に共に進める」M&Aを目指しています。

■必要な時間は惜しまず、でも無駄な時間はかけない。
私たちは、「時間をかける」=「遅い」とは考えていません。
重要なのは、“本当に必要な確認と対話に、きちんと時間をかける”ことです。
そのうえで、無駄を省き、効率的に進めることで、納得できるスピード感と成果を両立できます。

■「親身で安心」なM&Aをお約束します(大阪・中小企業専門)
大和経営は、大阪を中心に中小企業のM&A支援を行っております。
売り手・買い手いずれの立場でも、一緒に悩み、双方が勝者で双方が幸せになるM&Aを、一緒に考える親身な姿勢を大切にしています。
安心できる合意と、経営のバトンパスをしっかり支えることが、私たちの使命です。

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