- 灘井社長のひとりごと
- 2024.09.16
灘井社長のひとりごと 76話「先行者利益と後発者利益」
すべての人を家族と思い歩んでいる灘井です。
今日は「先行者利益と後発者利益」というテーマについてお話ししたいと思います。
事業を行っていく上で、自社はどのような立場、戦略なのかを理解して活動する方が、全く考えてなく努力するよりは納得や努力の方法も変わってくるような気がします。弊社は、後発者利益の方の立場で活動しております。理念型企業として、「家族的な愛」という他社様があまりできないない、経営姿勢や企業文化をもって、これからも頑張っていきたいと思います。
先行者利益 5つのポイント
- 市場シェアと顧客基盤の早期確立: 先行者は市場に早く参入することで、競争が激化する前に大きなシェアを獲得し、顧客ロイヤルティを築くことが容易になる。
- ブランド認知と技術リーダーシップの確立: 市場での先行者としての地位を確立することで、ブランドの認知度を高め、技術的リーダーシップを確保できる。
- 価格設定の自由度とコスト優位性: 競争が少ない段階で価格設定に柔軟性があり、規模の経済を活かしてコストを削減する優位性がある。
- 技術革新の主導: 新しい技術や製品を最初に市場に提供することで、革新的なリーダーシップを発揮し、技術面での優位性を持続できる。
- 先行者による信頼の獲得: 早期に市場で優れた製品やサービスを提供することで、長期的な顧客の信頼を得やすい。
後発者利益 5つのポイント
- 技術と製品の改良: 先行者の技術や製品を分析し、改善を加えたより優れた製品を市場に投入できる。
- 市場の学習効果とニーズの理解: 先行者の成功や失敗を観察し、顧客のニーズやトレンドを理解した上で、戦略を最適化できる。
- リスク回避とコスト削減: 先行者が直面する初期の市場開拓コストやリスクを回避し、より効率的に市場参入できる。
- 柔軟な戦略と適応力: 市場環境や技術進化に柔軟に対応し、先行者の失敗を避けつつ、消費者により魅力的な選択肢を提供できる。
- 消費者の信頼と市場の反応に基づいた改善: 既存の製品やサービスの欠点を改善することで、消費者からの信頼を獲得しやすくなる。